PGAツアーは13日、20年のプレーヤーアドバイザリーカウンシル(諮問評議会/以下PAC)のメンバーを発表。ロビー活動を行っていたブライソン・デシャンボーは今年もメンバーから外れた。
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選手によって構成されるPACは、ツアーに影響を与える問題について最高決定機関のポリシーボード(理事会)及び、ジェイ・モナハンチェアマンと協議を行う機関。メンバーは全部で16人で20年はローリー・マキロイ、ジャスティン・トーマス、ジョン・ラームら世界ランク上位に名を連ねる選手に加え、ザック・ジョンソンやポール・ケーシーらベテランの名前も。
選出方法は選手自らの投票。8人が選ばれ、そのうち4人のプレーヤーディレクターが残り8人の評議会メンバーを選出するというもの。
かねてからペース・オブ・プレー(プレーのペース)について持論があり「会議の議題に乗せてほしい」と語っていたデシャンボーだが、今回もメンバー入りならず。スロープレーで知られる彼はそれを指摘されると毎回いい訳の限りを尽くし、周囲を辟易とさせてきた。
19年にジョンソン・ワグナーが務めたPACの会長職はチャーリー・ホフマン、ピーター・マルナティ、ジャスティン・トーマスのなかからひとり、2月9日に選ばれる。「選手ファースト」が徹底されるPGAツアーは選手たちの生の声が反映されやすい。その一端をPACが担っているというわけだ。
ゴルフの特性は自分が審判であること。競技以上にマナーが重んじられるスポーツに対する世間の評価は高く、9割以上の人が「PGAツアープレーヤーは子供どもたちの模範になる」と答えたという調査も。
だからこそプレーヤーはお手本になるべく人間性を高める努力をする。デシャンボーはいつその域に達するのだろう?
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