2020もケプカとデシャンボーバチバチです
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/2/11号
2020/02/05更新

2020も
ケプカとデシャンボーバチバチです

 昨年"勃発"したブライソン・デシャンボーとブルックス・ケプカの確執。年が明けても両者の応酬が続いている。

腹筋、足りてる!?

 確執の原因はスロープレー。物理学を専攻したマッドサイエンティストことデシャンボーはショットを打つ際、距離や風向きだけでなく空気密度まで考慮する理論派。だからといって40秒以内に打たなければならないという規定を破ってよい理由にはならないが、彼はしばしば規定時間をオーバーし、同僚たちを辟易させている。

「(デシャンボーは)飛ばすし、ほかの選手がプレーしている間に自分が打つ準備をする時間は十分にある。それなのに1打に1分15秒、20秒をかけるなんてワケがわからない。コースに出れば常に番手の間の距離が残る。どちらを選択してもショートすることもあればオーバーすることもある。フラストレーションはたまるが、時間内で決断するのがゴルフ」とケプカが噛みついたことに対し、デシャンボーは強い反感を抱いたようだ。

 1月中旬、デシャンボーはライブストリーミング配信で、昨年ESPN誌のボディイシュー号に掲載されたケプカのヌード写真を示し「ブルックスは腹筋が足りていない」とチクリ。日々鍛錬を続け体づくりに余念がないことはお互い承知の上の発言だ。

 するとすかさずケプカもツイッターで反撃。自宅の陳列ケースに並んだ4つのメジャートロフィー(全米オープン2個、全米プロ2個)の写真をアップし「6パックには2つ足りないけど」と腹筋とトロフィーをかけてメジャー無冠のデシャンボーの心をえぐるようなツイートをした。

 今後も2人のジャブの打ち合いは続きそうだが、プロゴルファーは結果がすべて。

 ひざの手術からの復帰戦(アブダビHSBC選手権)でパッとしなかったケプカも、同大会で予選落ちに終わったデシャンボーも今度はコース内で激闘を交わしてほしい。

  
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