東京五輪まであと半年余り。さまざまな準備が進んでいるようだ
ゴルフ競技の会場は霞ヶ関CCだが、本番前にトレーニング&キャンプを張る候補地が発表されたのだ。提示されたのは21コース。西から順に紹介すると……。宮崎CC、トム・ワトソンGC、フェニックスCC、UMKCC、宇部72CC、静岡CC浜岡C&ホテル、葛城GC、ベルフラワーCC、太平洋C御殿場C、沼津GC、新沼津CC、富士小山GC、取手国際GC、茨城GC、大利根CC、宍戸ヒルズCC、こだまGC、アローエースGC、太平洋C江南C、矢板CC、メイフラワーGC。
東京オリ・パラ競技大会組織委員会広報課に選定の経緯を聞くと……。まず地方自治体が手を挙げ、候補コースを挙げる。事前キャンプ実施には条件があるのだが、それは地方自治体と組織委が話し合う。合意したら、組織委のホームページにアップし、各国からの問い合わせを待つ、という流れ。
「組織委が各国にキャンプ地を斡旋するわけではなく、あくまで主体は地方自治体の推薦で、組織委はその窓口なのです」(組織委広報課)
各国からの問い合わせはあったか、2コースに聞いてみた。
「こちらから手を挙げたわけではなく、御殿場市から話がありました。(海外から)来てくれたら嬉しいですね」(太平洋C御殿場C)
「笠間市から推薦の話はありましたが、その後どうなったかはまだわかりません」(宍戸ヒルズCC)
つまり、現状では海外から問い合わせはないということだが、宿泊施設のあるコースが有利になることは予想される。
いずれにしろ、各国代表が決まるのは6月末ともう少し先。実際に選手が訪れれば、02年、サッカーワールドカップでトルシエジャパンがキャンプを張った葛城GCのように、キャンプ地は熱気に包まれるだろう。
どの国がどこでキャンプを張るか。こちらも注目だ。
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