すり減ってるじゃん!タイガーのパターフェースに驚きの声
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/2/25号
2020/2/27更新

すり減ってるじゃん!
タイガーのパターフェースに驚きの声

 タイガー・ウッズのパターが、ちょっとした話題になっている。モデルを替えたとか打ち方を変えたとかいったことではない。

同じところに150万回当て続けるって……信じられる?

 タイガーのパターといえばスコッティ・キャメロンのニューポート2。このパターでメジャー15勝のうち14勝を挙げており、ここまではゴルフファンなら知っている向きも多いだろう。あるいは、熱心なタイガーファンなら、学生時代に使用していたピンのアンサー2のグリップ(もちろん交換はしているが)をスコッティ・キャメロンに換えても使い続けていることを知っているかもしれない。

 ただ、先のファーマーズインシュランスで、米ゴルフマガジン社が接写したタイガーのパターフェースが掲載されると驚きの声が上がった。なんとフェースのセンターが磨耗しているのだ。プロやトップアマが使い続けたアイアンには、まれに磨耗の跡がつくことがあるが、パターのフェースが磨耗するということはまずない。

 同社の解説によれば「おそらくフェースのセンターの“同じ場所"で150万回はパッティングをしているのではないか」とのこと。タイガーは20年以上もこのパターを使用しているが、ほぼ同じ場所で打ち続けなければ、こうした摩耗の跡はつかないだろうということだ。

 ちなみに、フェースのセンターが摩耗しているということは、数値としてはほんのわずかではあるが、フェースにくぼみができているということだ。ゴルフルールでは、故意や改造によるフェース面のくぼみは違反になるが、使い込んだことによる変化は許されている。

 タイガーはこのパターで150万1回目、150万2回目……とパッティングを重ねていることだろう。

  
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