7月7、8日にアイルランドで行われるチャリティプロアマにタイガー・ウッズをはじめビッグネームが勢揃いする。いったいなぜ?
10年ぶりの開催となった「J・P・マクマナスプロアマ」はプロのみならず世界のセレブが参加する一大イベント。今年はタイガーのほか、ローリー・マキロイ、フィル・ミケルソン、ブルックス・ケプカ、ダスティン・ジョンソン、ジョン・ラーム、ジャスティン・ローズ、ザンダー・ショーフリーらが出場を確約しており、メジャー並みの豪華さだ。
これだけのメンツが揃うのはひとえに主催者のJ・P・マクマナス氏の力量。10歳から競馬で大金を稼いだという伝説の男は外国為替トレーダーとして大成功を収め競走馬を所有。以前はマンチェスターユナイテッドの経営にも携わり、ゴルフ場開発やホテル経営など多岐にわたる事業を世界中で展開する大富豪だ。
とりわけゴルフ界とのつながりは深く、タイガーとはデビュー間もない98年からのつきあい。04年にはマクマナス氏が共同経営するバルバドスのサンディレインホテルで前妻エリンさんと挙式しており、07年マクマナス氏の娘が結婚したときはタイガーが参列するなどプライベートでも親交が深く「JPのためなら」と、以前からチャリティにひと肌脱いできた。
前回大会では一般アマチュアの予選会に9000人がエントリー。これは全米オープン予選並みの規模。過去5回行われたプロアマで1億4000万ユーロ(約168億円)の寄付を集めたというから桁違いだ。
メジャー並みのフィールドに加え、サッカー選手や俳優などのセレブとともにプロアマに参戦できるなら、全米オープン予選並みの狭き門をくぐり抜け本戦への切符をつかむアマチュアは天にも昇る思いだろう。しかしその先には高額チャリティが待っている。もしや前澤友作氏もエントリー済み!?
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