米ツアープロがもっとも好きなコースはリビエラ!
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/3/10号
2020/3/03更新

米ツアープロが
もっとも好きなコースはリビエラ!

 米ゴルフ誌恒例の匿名アンケートで「トーナメントコースでいちばん好きなのは?」の質問で1位だったのが、先のジェネシス招待が開催されたリビエラCCだった。

 アンケートでは、実に20%のプロが「リビエラがもっとも好きだ」と答えている。2位はミュアフィールドビレッジで16%。ほかのコースはすべて8%以下とバラけ、リビエラが群を抜いている。ちなみに、別の米ゴルフ誌の「ツアープロが選んだベストコース」でも、オーガスタナショナル、ハーバータウンについでの堂々3位に挙がったのがリビエラ。「好きなコース」と「ベストコース」の意味合いに違いがあるにせよ、ツアープロから高評価を得ていることは確か。

 世界ランキング6位(2月18日現在)のパトリック・カントレーもリビエラと回答した一人。いわく「コースは毎年、ほとんど変わらない。それにもかかわらず、優勝スコアは毎年12~16アンダーと“意外なほど"難しい。ラフらしいラフもないし、池やクリークもない。グリーンがすごく硬いわけでもないし、コースは長いには長いけれど、嫌になるほど長い、というわけでもない。奇をてらうことなく、“ゴルフコース自体"が難しいんだよ」と、その“不思議な魅力"を語る。

 米ゴルフ誌の分析でも、「トーナメント仕様に変にいじられることなく、普通に難しいこと。言葉を換えれば、誰にでも勝てるチャンスがあるということで好まれているのだろう」となる。

 誰にも勝てるチャンスがあるとはいえ、試合のホストでもあるタイガー・ウッズは、リビエラでは未勝利だ。このコースで初めてプロの試合でプレーしたタイガーは、16歳からこれまで「長年、このコースでプレーしているが、自分の故郷ともいえるこの町の試合で勝てていないのは、自分にとっては大きなこと……」と、無念さを語っていた。

 ツアープロたちが「リビエラが好きだ」というのは、もしかしたら、タイガーが優勝していないからかも?

  
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