これは共感!全英覇者S・ローリーのNGフレーズ
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/3/10号
2020/3/03更新

これは共感!
全英覇者S・ローリーのNGフレーズ

 全英オープンチャンピオンのシェーン・ローリーにはキャディに「絶対言ってはいけない」と禁じているフレーズがあるという。

似てる!?ローリーとキャディ

 ローリーは地元アイルランドで全英オープンに勝つ前はキャディをしょっちゅう替えるタイプだった。だが、白ひげがトレードマークのボー・マーティンを起用してからは一筋。「ムード作りが上手いんだ」とメジャー勝利にも一役買ったという。

 しかし、ローリーには相棒に禁じているNGフレーズがある。それは「さあ、このパットを入れちゃおうぜ(Come on, let,s hole thisputt)」だという。

「そう言われたらアドレスを外します。振り返ってキャディを見て『いま僕はいったいなにをしようとしている?まさかパットを外そうとしているように見えるわけ?』って言いますね」と、ローリー。

 いささかひねくれているように思えるがローリーにとって「パットを入れちゃおう」は絶対的NGフレーズ。「頑張って!」と言われると「頑張ってるよ!」と言い返したくなるのと似ているかも。アマチュアのなかにもキャディに「入れちゃいましょう」と言われ、イライラした経験がある方もいるのでは?

 プロにとってキャディは重いバッグを担ぐだけの存在ではない。クラブ選択のアドバイスをしたりラインを読んだりするだけでもない。重要なのは選手の精神状態に合わせそのときどきに適切な言葉を差し出せるかどうか。もちろんなにか言われるのをイヤがる選手もいるだろう。それならそれで選手の気分を変えるようなひとことを言えるかが勝負。キャディは心理学者でもあるのだ。

 ローリー&マーティンコンビが全英に勝ったとき欧米のメディアが「ひげの色は違うが2人はよく似ている」と話題にした。来日した2人にツーショットをねだるとローリーはマーティンのほっぺに熱烈キス。やっぱり仲良し!

  
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