アメリカで"ミラクルパット"を決め、新車を手にしたご婦人がいる。84歳のメリー・アン・ウェークフィールドさんだ。
しかし、この奇跡はゴルフ場で起こったものではない。先月末、ミシシッピ州で行われたアラバマ大学対ミシシッピ大学のバスケットボール対抗戦でのこと。ハーフタイムのアトラクションとして、コート全面を使ったパッティングコンテストが行われ、観戦に来ていたミシシッピ大学のファン、ウェークフィールドさんが飛び入り参加。
ピンまでの距離はなんと約29メートル。しかも、グリーンではなくコートなのだから、表面は硬くてツルツル。速さでいえばオーガスタナショナル以上といえる大難関だ。しかも、大ギャラリーに見つめられるなかで……。
29メートルもあるバスケットコート上のパットが“入るわけない"とふんでいたのか、そのパットには日産の新車(2020年型アルティマ、約260万円相当)が賞品として提供されることになっていた。
白髪に眼鏡のウェークフィールドさんがゴルファーなのかは情報がないが、美しいフォームでボールを打つと、カップに一直線。そのままカップインし大ギャラリーは拍手喝采。ウェークフィールドさんも胸に手を当て「信じられない」といった様子。この動画を米スポーツチャンネルがインスタグラムで紹介するとどんどん拡散し、大きな話題に。
それにしても84歳の女性がカレッジバスケの観戦に行くのは驚きだし、そのハーフタイムイベントに車が提供されるというのも驚き。アメリカのスポーツ熱はケタ違いだ。 ちなみに、動画は100万回ほど再生されたというから、新車を提供した日産も採算はとれたのかも!?
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