先日、プロレスの聖地「後楽園ホール」で行われたプロレスの興行が海の向こう、アメリカのゴルフファンの肝を冷やすひと騒ぎがあった。
その興行というのは、アメリカにも多くのファンがいる新日本プロレスが2月19日に行った「タイガー服部レフェリー引退記念大会」。44年間レフェリーを務めたタイガー服部(74)の引退興行だった。
大会後、ツイッターには服部レフェリーに対する感謝の思いをつぶやくハッシュタグ「#ThankYouTiger」が登場。これが大いにバズって、アメリカのツイッターでもトレンディング(日本では「おすすめトレンド」)として表示されることになった。
これにいち早く反応したのがタイガー・ウッズのファン。「トレンドに“サンキュータイガー"とあるけど、これはタイガー・ウッズの引退の話なのか」「朝起きてツイッターを見たらトレンドに“サンキュータイガー"。なんてことだ。タイガーが引退するのか? タイガー、お願いだからそんなこと言わないで!」といったツイートがあふれてしまった。
もちろん正しい情報が伝わると、騒ぎはすぐにおさまり、「やれやれそんなことか」と笑い話に。
しかし、ファンのこうした反応について、アメリカのメディアは「ファンはタイガーの引退に神経質になっていたときなので、過敏に反応したのも仕方なかったのだろう」と紹介している。
というのも、直前のジェネシス招待でタイガーは、予選は通ったが、3日目76、最終日77とスコアを大きく崩し、結果最下位(68位)に終わったからだ。
熱いファンはちょっとしたことにも、こうして反応する。でも、本当に心配が必要になるのはまだまだ先のことと思いたい。
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