トランプVSブルームバーグゴルフをネタに舌戦展開
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/3/24号
2020/3/12更新

トランプVSブルームバーグ
ゴルフをネタに舌戦展開

 アメリカ大統領選のネガティブキャンペーンでゴルフもネタになっている。

 トランプ大統領はマイケル・ブルームバーグ候補(前ニューヨーク市長)について「チビのマイクのボールは飛ばない(Mini Mike is ashort ball(very)hitter)。ちっぽけなクラブヘッドで、ちっぽけなヘッドスピードだ(Tiny club head speed)。偉大なアメリカを維持しよう」と、酔っぱらいの戯言のようなツイート。

 自身は190㎝近くあることから、約170㎝と言われるブルームバーグの身長を揶揄し、「ほんとうは5フィート4インチ(約160㎝)だろう」などとも言い出し“チビのマイク"は大きなアメリカの大統領にはふさわしくないとでも言いたいようだ。

 ちなみに、二人の共通点は“大金持ち"という点だが、トランプの資産は3000億円強で、ブルームバーグの資産はその20倍とされる。こちらではブルームバーグが上。

 これに対して、ブルームバーグはトランプ大統領の訪れたラスベガスやフェニックスで、電光掲示板を使って「ドナルド・トランプはゴルフでズルをする(Donald Trumpcheats at golf)。ブルームバークはやらない(Mike Bloomberg doesnʼt)」という広告を出して対抗する、無益な戦いに突入してしまった。

 前回の大統領戦では、民主党の候補者同士のネガティブキャンペーンで、ヒラリー・クリントンがダメージを受け、結果、トランプに敗れている。そのため、民主党内の内輪揉めを煽るトランプに対して、ブルームバーグは民主党の候補者を叩かず「ゴルフ界のペレ」ことトランプを“狙い撃ち"しているようだ。

 なお、ブルームバーグはスーパーチューズデー(民主党の候補者を決める一斉投票)で敗北を喫し、大統領選からの撤退を発表。ジョー・バイデン候補の支持に回った。

  
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