トーナメントが次々と中止や延期になっているが、なんと韓国ではゴルフ場が大盛況だという。
韓国では2月末から感染者が急増しているが、韓国のゴルフ場は意外なほど大にぎわい。予約ができないコースも続出しているという。
朝鮮日報の閔鶴朱記者によると「ゴルフは個人競技で、屋外で行われる一番健康的で安全なスポーツですからね。ただクラブハウスの風呂やレストランは利用せず、駐車場のマイカーからコースに直行してプレー、そのまま帰宅(帰社)するというスタイルが主流です」。確かに韓国では18ホールのスループレーが一般的で、日本のように9ホール終了後に昼食をとる習慣はあまりない。
ソウル郊外の第一CC(在日事業家が経営)に聞くと「12人以上の団体客はキャンセルがありましたが、個人客や夫婦同伴のお客さまは変わりありません。逆に女性ゴルファーは増えています。普段はデパートなどでショッピングを楽しむ富裕層の女性がゴルフ場でエンジョイしています」という。
全羅南道宝城CCは「ソウルなど首都圏からのお客は減少しましたが、地元の常連客にはまったく変わりありません。グリーンフィも40%割引しています」と話す。
米女子ツアーも5月まで延期となり、パク・インビやイ・ジョンウン6らが「米国より韓国のほうが安全」と、大挙して帰国した。日本女子ツアー参戦中のイ・ボミ、キム・ハヌル、アン・ソンジュらも韓国で待機中だ。
韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)の開幕戦は4月9日から済州島で開催予定(ロッテレンタカー女子オープン)だが、18日現在、開幕戦出場希望者には健康問診票(過去14日間の海外訪問歴の有無、健康状態など)の提出を義務づけた。3月18日現在、中止情報は出ていない。
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