新型コロナウイルスのせいで行動が制限されストレスを感じている人も多いだろう。そんななか、アメリカの研究者が「適切なガイダンスに従うならゴルフは決して悪くない」という見解を示し、7つの注意点を提言した。
米ネブラスカ大学医療センター感染制御の第一人者ケリー・コーカット博士は「広く開かれた屋外スペースで過ごすのはもっとも(感染)リスクが低い行為」だと言う。ただ、気をつけることとしてコーカット博士が挙げたポイントは7つ。それ以前の大前提として「ゲームの進行中、可能な限り(少なくとも)20秒間の手洗いが好ましい。消毒液も活用し、汚れた手で口や顔に触れないことが大切です」
その上でポイント1つ目は「ゴルフカートの手で触れる部分を除菌シートなどで拭く」。ポイント2つ目は「誰のものかわからないボールには触れない」。ポイント3は「グローブを清潔に保つこと。違和感があるかもしれないが消毒液を噴霧したほうが良い」
ポイント4は「携帯電話をカートのダッシュボードに置かない。携帯用のクリーナーを持参し、必要に応じて使用する」。ポイント5は飲み物に関して。「混雑したクラブハウスで飲み物を調達しない。持参するか、人が少ない売店で購入するのが良い。売り子が手袋を着用しているところがベターで、缶飲料は飲み口を消毒してから飲む」。ポイント6は「クラブハウスでは人との間隔を2メートル程度とること。ドアノブやテーブルなどに触れた場合は手洗い、消毒を行う」。そして7つ目のポイントは「ラウンド後の握手やハグ禁止。ハイタッチではなく“ナイスショット"と声をかけること」。
開かれたスペースで体を動かしストレス解消できるゴルフ。注意点さえ守ればこの時期にプレーするのは恐ろしいことでもないようだ。
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