週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

モヤモヤ解消に！
ゲームの「みんゴル」という手

　社会情勢から「みんなでゴルフ」は自粛しても、「みんなのＧＯＬＦ」なら気兼ねは不要だ。

「みんなのＧＯＬＦ」は、１９９７年にソニー・コンピュータエンタテインメント（現ソニー・インタラクティブエンタテインメント）から発売された家庭用ゲーム機用のゴルフゲーム。第１作が２４０万本を超える大ヒットを記録し、以降も２００３年発売の第４作までミリオンヒットを続けた。ゲームをしたことがなくても、ＣＭなどでその存在を知るゴルファーは多かったはずだ。だが最近は話題を耳にすることもめっきり減った気が……。もしや生産終了？　と思いきや、「みんなのＧＯＬＦ」は今もアツい。

　ゲーム機用ソフトとして10数本をリリースした後、誕生から20周年を迎えた17年にスマホアプリ版をリリース。ゲーム名は「みんゴル」とした。すると、配信開始からわずか２日で１００万ダウンロードを突破する。その後もスリクソンやゼクシオといったゴルフブランドや、男子ツアーの大会とのタイアップイベントを実施。また、18年に丸山茂樹が公式サポーターに就任するなど＂リアルゴルファー＂にもアピール。

　そして昨年夏には累計ダウンロード数が７００万に到達。今年３月には、７７７万突破を記念して、ブリヂストンスポーツのキャディバッグやボールが当たるキャンペーンを実施している。

　ゲーム機のみの時代は無縁だったゴルファーにとっても、スマホアプリは場所を選ばず、しかも無料でプレーできるのが魅力（一部機能は有料）。操作も簡単で、何よりバーディを量産できるのが快感だ。試しにダウンロードした記者も、初ラウンドながらハーフを４アンダーでプレーできた。

　“自粛疲れ＂している人もいるだろうが「みんゴル」のバーディラッシュで、モヤモヤ解消はいかがだろう。

　　
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