1本500円のティペッグで5ヤード伸びる?
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/4/14号
2020/4/13更新

1本500円のティペッグで
5ヤード伸びる?

 ゴルファーの飛距離の伸びが問題となり、用品に規制がかかるかどうかに注目が集まっているが、実は飛距離アップはクラブやボールだけの影響ではないようで……。

 アメリカで“飛ぶティペッグ"と謳う「フライトパスゴルフティ」が話題となっている。USGAが認可しているので、競技でも使える。

 特徴は写真を見てわかるように独特の形状で、特許を取得している。簡単にいえば、この形状により摩擦が抑えられることで飛距離が伸びるという。

 ちなみに、同社の実証実験によれば、ウッドティからフライトパスティに替えると平均5ヤードの飛距離アップになったという。しかも、同実験によれば約1・7m横ぶれが減り、よりストレートな球筋になるという。素材は特殊なポリウレタンで、何度打っても壊れないというのもウリだ。

 アメリカでは1本4・99ドルで売られており、8個だと19・99ドル、32個で49・99ドル。1本500円だと思うとかなり高い気がするが、8個入りなら1本260~270円の計算。ウッドティのように折れないのなら、コスパは悪くない気もするが……。

 ただ、折れない・壊れないといってもロストはありうるので予備は必要。競技で使って、ティ探しでスロープレーとなっては話にならない。

 もっと飛ばしたいが新しいクラブを買う余裕がないという方は、ティペッグを替えてみるという手はどうだろう。

 いまのところ、日本で発売されていないようなので、アメリカのフライトパス社のサイトをのぞいてみては。

  
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