ラブⅢ豪邸焼失も「鎮火尽力に感謝」と気丈コメント
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/4/21号
2020/4/30更新

ラブⅢ豪邸焼失も
「鎮火尽力に感謝」と気丈コメント

 米ツアー21勝の永久シード選手&世界ゴルフ殿堂入りの名手デービス・ラブⅢの自宅が全焼した。

ケガがなかったのが不幸中の幸い

 ジョージア州セントシモンズ島の豪邸が一瞬で灰になるというショッキングなニュース。3月27日金曜日の未明に消防に通報があり、6分後に16人の消防士が現場に到着したときには家のほとんどが燃え盛る炎に包まれていたという。

 幸いケガ人は出なかった。ラブ本人と妻・ロビンさんは出火当時家にいたが避難し無事だった。

 彼はツイッターで「未明の家事で自宅が全焼しました。素晴らしい思い出とたくさん笑いが詰まったわが家がなくなってしまったことは悲しいけれど、ケガ人が出なかったのは幸いでした」と綴った。

 また「ウイルス感染拡大で世界中が困窮しているなか、鎮火のために尽力してくださった方々に感謝します」という謝辞も。

 セントシモンズ島には18年に小平智が優勝したRBCヘリテイジの舞台ハーバータウンGLがあり、ゴルフ場に隣接する高級住宅街の一角にラブはかなり以前から居を構え、地域に溶け込んできた。

 在りし日の邸宅は落ち着いた色調の木造2階建て。一見するとゴルフ場のクラブハウスと見紛うばかりの豪華さだ。大袈裟ではなく、小ぶりなオーガスタのクラブハウスよりも大きいくらいだ。

 広大な敷地にはプールはもちろん馬小屋や放牧場までがあり、さながら公園のよう。豪邸に住むプロは多いがラブの邸宅はトップクラスだ。

 思い入れのある自宅が全焼しラブ一家の心中察するに余りある。ライダーカップで2度キャプテンを務めたラブは選手からの人望も厚く彼を悪く言う人はいない。来日した際に短時間接しただけでも、誰にでも平等に接するとびきりの“いい人"だった。

 いったい、何が起こったのか。出火原因はまだわかっていない。

  
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