プレジデンツカップの次期主将はイメルマンに
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2020/4/28号
2020/5/14更新

プレジデンツカップの
次期主将はイメルマンに

 来年のプレジデンツカップ、インターナショナルチームのキャプテンがトレバー・イメルマン(40)に決まった。

マスターズ制覇から12年

 アーニー・エルスが主将を務めた昨年の試合では2日目までリードするも、最終日のシングルマッチで、タイガー・ウッズ率いるアメリカチームに2勝6敗3分。敗戦となり、エルスは「2度とキャプテンはやらない」と引退宣言していた。そこで来年の主将選びが注目されていたが、エルス主将時の副キャプテンの一人だった同じ南アフリカ出身のイメルマンが選出されることになった。

 エルスは「イメルマンとは古くから親交があり、選手としても人間としてもリスペクトしている。彼は昨年のチームの重要なメンバーであり、こちらが求めていることを完全にこなしてくれた。彼が次の段階に進み、チームを率いることになるのは喜ばしい」と語る。

 イメルマンといえば当時28歳だった2008年のマスターズで、タイガーに3打差をつけて優勝したのが印象に残るが、それ以前にも欧州ツアーなどで9勝と実績があった。しかし、これからというときに左の手首とひじを痛め、世界ランキングは一時1380位まで後退。しかし、一昨年のスコットランドオープンで3位タイ、5年連続予選落ちしていたマスターズでも昨年は51位で予選も通過し、復調の兆しが見え始めている。

 イメルマンは「プレジデンツカップで初めてプレーしたのは2005年、25歳のとき。そのすぐ後には米ツアーで初優勝ができて、プレジデンツカップは自分のキャリアでも大きな一歩だった。そして、そのプレジデンツカップでチームを率いるのは非常に名誉なこと。自分のキャリアのハイライトの一つになると思う」とコメント。

 近年はテレビでレポーターを務めており、若い選手のこともよく知っている。本人の復調もあり、タイガーのように選手兼キャプテンの可能性もある。

  
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