英国発5カ月の赤ちゃんがクラブのメンバーに
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/5/26号
2020/06/01更新

英国発5カ月の赤ちゃんが
クラブのメンバーに

 英国のウェールズで、どうやら世界最年少(?)のゴルフクラブのメンバーが誕生した。

 メンバー入りの年齢の正式な記録がないので、最年少かどうかは定かではないが、ベール・オブ・リアンゴレンGCのメンバーになったフレディ・トーマスくんは、なんと生後5カ月。クラブを持つどころか、もちろんまだハイハイもできない赤ちゃんだ。しかし、このクラブのメンバーである父親のリチャード・トーマス氏が息子の分の年会費を支払い、正式なメンバーとなったのだ。

 トーマス氏は「クラブは、メンバーの会費によってなんとか持ちこたえている状態。新型コロナウイルスのため、ゴルフがしばらくできないと予想されるなか、メンバーシップの更新を求めるメールが届きました。それで、フレディが入会すれば、ちょっとユニークだし、クラブを支援することになると思ったんです。フレディにメンバーになったよと言ったら、にっこりしていましたよ」と語る。

 日本とは異なり、ゴルフクラブへの入会金が少額だったり、まったくなかったりする一方、年会費が高いプライベートクラブが少なくない英国では、退会する人もまた少なくない。コロナによるロックダウンで、ゴルフ場が閉鎖されると、メンバーシップの更新を躊躇する会員も出てくる。そんなクラブ経営が苦しい時期だからこそ、フレディくんの入会が“明るいニュース"として、ちょっとした話題になったのだ。

 となると、これからはベビー服もクラブのドレスコードで認められることになりそう。そういえば、タイガー・ウッズは生後11カ月でゴルフを始め、4歳でジュニアゴルフ協会に加盟したという。フレディくんは未来のタイガー!? 楽しみだ

  
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