580万人が見て21億円集まった!ザ・マッチ第2弾の評判
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2020/6/16号
2020/06/22更新

580万人が見て21億円集まった!
ザ・マッチ第2弾の評判

 タイガー・ウッズとフィル・ミケルソンがNFLのスターとコンビを組んで開催された「ザ・マッチ チャンピオンズ for チャリティ」。一昨年の「ザ・マッチ」は世紀の凡戦と酷評されたが今回は……?

 スポーツイベントが少ないなか、ゴルフ界は2週連続で慈善マッチを開催。2週目はタイガー&ペイトン・マニング組がミケルソン&トム・ブレイディ組を1アップで下し勝利。前回はミケルソンが勝っており、タイガーにとってはささやかなリベンジ。しかし今回は勝敗より寄付金を募ることが目的で、視聴者からの寄付金を含め2000万ドル(約21億円)もの大金が新型コロナウイルス対策支援に投じられた。

「深刻な状況に直面している人々のために2000万ドルを集めることができ、素晴らしい1日だった。トムとペイトンに敬意を表したい。勝てたのはペイトンのおかげ」とゲストたちを労った。

 放映したターナースポーツは、番組の視聴者がケーブルテレビ史上最多の平均580万人を記録したと発表。現地時間午後6時前後のピーク時の平均視聴者は630万人に上った。メディアのなかには「真剣勝負ではない。セレブのお遊び」という声もあったが、2000万ドルの多額の寄付と高視聴率に大方は高評価。

 ゲストの2人はシングルの腕前だが、緊張のためかOBを連発。テレビで観戦していたブルックス・ケプカは彼らの不調を見かねて「ブレイディが前半で1つでもパーを獲ったら10万ドル(約1000万円)寄付する」とSNSに投稿。奮起したブレイディがパーをセーブしチャリティを上積みする場面も。また彼はボールを拾う際ズボンが破れ「ズボンもソーシャルディスタンスを守りたかったんだね」と、マッチ後に投稿。クールなクォーターバックがおちゃめな一面を見せた。

  
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