世界中のプロゴルファーが新型コロナウイルス対策のチャリティ活動を展開しているが、並行して開催されていた"チャリティではない"ゴルフ関連オークションにも注目が集まっていた。
アメリカのゴルフ専門のオークションサイト「ゴールデンエイジ」(旧グリーンジャケット)は、先日まで春恒例の高額品を多数揃えたオークションを開催していた。目玉はサム・スニードの49年マスターズ優勝で授与された優勝トロフィー(本物)とグレッグ・ノーマンの86年全英オープン優勝で作製されたクラレットジャグ(優勝カップ)のレプリカ、それとライダーカップの記念トロフィー(3本)。このうち高額で落札されたのはノーマンのクラレットジャグ。落札価格は8万8810ドル(約950万円)だった。
全英オープンの優勝者には、クラレットジャグのフルサイズのレプリカが贈呈されるほか、希望すればやや小さいレプリカを3個まで発注できる。今回の出品はもちろん後者で、2年前にも出品され7万6000ドル余りで落札された履歴がある。同サイトは今回、8万5000ドル程度の最高入札を期待していたそうで、無事売買成立に。
一方、スニードのトロフィーは18万5000ドル余りの最高入札があったが、出品側の希望に達しなかったようで売買不成立。また、3本出品されたライダーカップのトロフィーも、成立したのは97年大会でアメリカチームに贈られたトロフィーのみ。落札価格は9417ドル余り(約100万円)だった。不調の理由はやはりコロナか。
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