優勝争いしていたグレイスも。米男女ツアーコロナ陽性者
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/08/25号
2020/10/07更新

優勝争いしていたグレイスも。
米男女ツアーコロナ陽性者

  WGCの裏で行われたバラクーダ選手権。2日目を終え、2位タイの好位置につけていたブランデン・グレイス(南ア)のコロナ陽性が発覚、途中棄権を余儀なくされた。

 本人がSNSに投稿した経緯はこうだ。「金曜日の夜、だるさと悪寒に襲われたため、ツアーの担当者に連絡して土曜日の朝一番で検査をしてもらった。結果は陽性。優勝を争える位置だっただけに辛かったけれど、同僚やボランティアの方にうつしてしまったら大変。なによりも皆の健康が第一なので棄権を決めました」

 大会前の検査で陰性だったため試合に出たのだが、コロナは静かに忍び寄っていたのだ。幸い濃厚接触の疑いがあるキャディは検査の結果陰性。本人は今後経過を見ながら会場近くで10日間の自主隔離生活に入る。当然ながら出場資格があった翌週の全米プロも欠場となった。

「ガイダンスに従い次の検査まで隔離生活を送ります。また会う日まで皆さんも気をつけて!」と、訴えた欧米通算10勝の実力者。

 一方、米女子ツアーでも再開初戦がスタートする前にコロナ感染者が出た。米ツアー1勝のマリナ・アレックスがその人。大会が開催されたオハイオ州に移動する前に受けた事前検査で陽性が判明し、自宅で自主隔離を行った。

 アレックスはツイッターで「(再開初戦の)LPGAドライブオン選手権を棄権しなければならず、とても悲しいです。大会前の検査で陽性でしたがコロナ特有の症状はありませんでした」と無症状であることを打ち明け、7日後の再テストでは陰性になったため「本来なら(再開初戦にも)出場できたのですが、LPGAの規約にのっとって欠場することになりました」

 下部ツアーでも再開前の事前検査で1人の陽性が判明。レギュラーツアーの陽性者はアレックスだけだった。

 ウィズコロナ状態でのツアー再開だけに、今後もこの手のニュースは増えそうだ。

  
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