派閥あり意地悪あり女子プロ打ち明け話が面白怖い
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/08/25号
2020/10/07更新

派閥あり意地悪あり
女子プロ打ち明け話が面白怖い

 米女子ツアーが再開し、海を渡った河本結がさっそく活躍。いずれ、同じ「黄金世代」から彼女の後を追う選手が現れるだろう。さて、その米女子ツアー、いったいどんなコミュニティなんだろう。

 ちょっと前の記事だが、ある選手が匿名で、ツアー選手たちの舞台裏を語っている。

 非アジア系の外国人とみられるこの選手は、まず「ツアーには明らかにたくさんの派閥があります」と語り始める。

 最大のグループは韓国人選手で、彼女たちはいつも同じ家に泊まり、一緒に食事し、モノを分け合う。両親と一緒に転戦する選手も多く、両親は娘がバーディを取ると褒美を渡したり、ときには手信号でこっそり情報を送ったりしている。みんな団結し、仲間の優勝を応援するのも韓国人選手。韓国系アメリカ選手は、米韓両サイドの橋渡しに努めているという。

 ラテンアメリカ系選手もひとつの派閥で、彼女たちは英語を話せても、仲間内では英語を使わないのが特徴。

「意地悪な選手? いるわ。彼女たちはみんな可愛い金髪で、多くは熱心な共和党支持者ね。彼女たちはあなたの目の前ではとてもいい人よ。でも、あなたがいなくなると、すぐにあなたの話をするわ。もし人気のないデザイナーブランドの服を着ていたら『あの子のトップスとスカートのコーデは信じられない』と話し始めるでしょう」というから恐ろしい……。なかでも恐れられているのが、クリスティ・カー。「彼女は女王様。知らない人には、絶対挨拶しない」と反感を持っていたようだが、この選手がひとり練習ラウンドをする最中、彼女とばったり会い、一緒にラウンドすることに。「吐きそうになるくらい緊張したけど、彼女はとても面白い人で、素晴らしい時間だった。だから、もう私は彼女の味方」とのこと。

 人となりを知るには時間がかかる。河本もいい仲間を作ってもらいたい。

  
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