これは貴重。無観客でマスターズのグッズはどうなる?
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/09/08号
2021/02/23更新

これは貴重。
無観客でマスターズのグッズはどうなる?

 11月12日開幕のマスターズは無観客で行われることが決まったが、そこで疑問。チケットは無効になってしまうの? 販売される予定だったグッズはどうなる?

マスターズグッズはほしい!

 パトロンのいないオーガスタ。選手たちからは落胆の声が聞こえてくる。「最悪のシナリオ」とウェブ・シンプソンがいえば「(決断に)納得できない」と歴代覇者のザック・ジョンソン。しかし誰がなんと言おうと決定は覆らない。

 当初主催するオーガスタナショナル側も11月開催ならコロナも落ち着きパトロンを迎えて開催できると考えていた。ところがパンデミックは収まらず、地元オーガスタの市長も「群衆の立ち入りを禁止することを期待している」と表明するなど無観客にせざるを得ない状況に陥った。

 では練習日でも5、6万円は下らず4日間通しなら100万円にまで高騰するといわれるプラチナチケットはどうなるのか? マスターズ委員会によると来年4月の大会にそのまま権利がスライド、つまり手持ちのチケットは無駄にならないということだ。

 そしてチケット保有者に朗報が。会場に行けなくても今年現地で販売を予定していたマスターズグッズをネットで購入することが可能になる。

 詳細はチケット所有者に直接オンラインで知らされるそうだが完璧を求めるオーガスタナショナルのこと、購買意欲をそそる美しい商品写真や、もしかしたらグリーンジャケットを着たバーチャルショッピングアシスタントを画面上に登場させるかもしれないともっぱらの評判だ。

 5年前、米ゴルフ誌は毎年オーガスタナショナルがグッズ販売により5000万ドル(50億円以上)の売り上げを計上していると報じた。

 今年その額に達するかどうかは疑問だが、すでに準備された2020マスターズのロゴ入りグッズの多くは無駄にならずに済みそうだ。

  
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