親友じゃなかった⁉ケプカとD・Jトーマスとスピース
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2020/09/08号
2021/02/23更新

親友じゃなかった⁉
ケプカとD・Jトーマスとスピース

 3連覇がかかった全米プロで惨敗(29位)したブルックス・ケプカがまたも波紋を呼ぶ発言。「皆が思っているほどD・Jと仲が良いわけじゃない」とのたまった。

 ひざの故障もあり今シーズンはポイントランク90位台に低迷しているケプカ。だが、さすがメジャー男、全米プロでは3日目まで優勝を狙える位置でプレーしたが「上は(メジャー優勝の)経験のない選手ばかり。D・J(ダスティン・ジョンソン)だけ確か1勝してるのかな」との“上から発言"で批判を浴びてしまった。

 その後「他の選手を蔑視する意図はなかった」と謝罪したが、もう1つ注目を集めたのが、親友と思われていたD・Jを「巷で思われているほど親密じゃない」と言ったこと。

 ちょっと待って! ケプカとD・Jといえば同じ南フロリダで同じジムに通い、数年前には南の島のバカンスを一緒に楽しみ、練習ラウンドも頻繁にする仲。SNSにもお互いの写真をアップしている。それなのになぜ?

「いまは時間を合わせて一緒にジムでトレーニングすることはなくなった。もちろんD・Jのことは好きだけれど皆が思っているように四六時中ベタベタする関係ではない」というのだ。

「マスコミがストーリーを作りすぎ。話を盛りすぎている。ジャスティン・トーマスとジョーダン・スピースの関係も同じ。マスコミが仲の良さを強調するけれど、実際にはそれほどじゃない」(ケプカ)

 そういえば2年前フランスで行われたライダーカップの際はケプカとD・Jがチーム戦でペアを組んだのだが、試合後殴り合いの喧嘩をしたという話も伝わってきた。

 ゴルフは個人スポーツ。もちろん仲の良い選手はいるだろうが学生ではないのだから個人事業主として「やるべきことをやるだけ」と主張するケプカ。かつて兄弟同然だったタイガーとマーク・オメーラもいまや交流がなく疎遠だという。人間だもの、いろいろあるさ。

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