過去最高の「1日7万3000」を文字通り“叩き出した"。イギリスの練習場で1日に打たれたボールの数の話だ。
マンチェスターで、もっとも繁盛していると言われる練習場「トラフォードゴルフセンター」は、300ヤード余りの距離で打席数は57。ちなみにボールはスリクソンだという。
57打席で7万3000球ということは、30秒ごとに打つとして10時間以上、すべての打席で常に誰かが打っていたという計算になる。この練習場では、40球で5ポンド、80球で8ポンド、120球で10ポンド。間をとって10球1ポンドとして計算してみると1日7300ポンド。日本円にすると、ボール代の売り上げだけで100万円を超えることになる。
ピート・スタイルズ支配人は「3月以来、私たちは良い時と悪い時を経験しましたが(ウィズコロナの)新しい生活様式のなかで、単なる練習場ではなく家族や友人と過ごす魅力ある施設として、良い数字を報告できたことを非常に喜ばしく思っている。ソーシャルディスタンスを守るなど、(コロナ対策への)協力に感謝したい」と語る。
イギリスでは、4月から6週間前後、ほとんどのゴルフコースや練習場が閉鎖されていたが、密集が避けられるとしてゴルフに注目が集まり、ほかのスポーツを楽しんでいた人たちがゴルフを始めているという。ゴルフ場では休場していたにもかかわらず、6、7月と前年比を大きく上回る入場者を記録。7月までの7カ月、2019年との前年比でほぼ同程度のラウンド数を記録しているという。
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