残念無念2020ZOZOはLA開催に
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2020/09/22号
2020/10/12更新

残念無念
2020ZOZOはLA開催に

 昨年は台風による悪天候に翻弄されながらも、歴史的な盛り上がりを見せたZOZO選手権。残念ながら、今年は舞台をアメリカに移して行われることになった。

昨年は千葉にタイガー旋風が吹いたのだが……

 10月に韓国(CJカップ)・日本(ZOZO)・中国(HSBCチャンピオンズ)と転戦するはずだった米ツアーのアジアシリーズ。今年はコロナ禍による入国規制等の影響で、いずれも米国内での開催や大会中止が決定。相次いで発表された。

 まずCJカップが先々週、会場をラスベガスのシャドウ・クリークGCに移すことをアナウンス。同GCは2年前、タイガー・ウッズとフィル・ミケルソンが賞金10億円をかけて戦った「ザ・マッチ」の舞台だ。

 次いで、先週火曜日、ZOZO選手権がロサンゼルス郊外にあるシャーウッドCCでの開催を発表。同CCもタイガーに馴染みのあるコース。毎年末、彼がホストを務める「ワールドチャレンジ」が00年~13年まで開かれていた名門クラブだ。

 さらにその翌日、HSBCチャンピオンズの今年の開催中止を発表した。同大会はもともと、中国が「年内のスポーツ国際大会の国内開催は原則中止」とし、さらに香港上海銀行グループであるHSBCが中国国外での開催に否定的だったことから、この決定は想定されていた。

 今年のZOZOは、日本オープンの翌週に米国内で開催されるのだが、米ツアー出場の選手・キャディ等は隔離などの米国入国規制が免除。

 一方、日本に帰国後は現状、2週間の隔離が求められるが、国内ツアーは中止が相次いだため、日程上、競技欠場は避けられる。そのため、今平周吾(帰国せずにマスターズ参戦か?)や堀川未来夢などが出場の意向を示している。

 そこで気になるのが出場資格。昨年はブリヂストンオープン(今年は中止)の上位3人と同大会終了時の賞金ランキング上位7人、他に主催者推薦(全8人)でも日本ツアー選手が選出された。果たして今年は?

  
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