アメリカで世界最少ストロークタイ記録「55」が出たというニュース。
先の8月27日、アメリカのオクラホマ州のサウスレークGC(6413ヤード、パー71)でのことだが、最終18番ホールであわや記録更新かとなったのが、アレキサンダー・ヒューズさん(24)。ヒューズさんは26・29の16アンダー、55という世界タイ記録でラウンド。
アウトでは1番、3番とパーだったが、2番でホールインワンを達成、4番から8番まで5連続バーディ。9番、539ヤードのパー5でイーグルをとって9アンダーに。「フロント9で26を出した時点で、何かおかしなことが始まっているように感じたんだ」とヒューズさん。
バック9では、5バーディ1イーグル、ノーボギーの29だったが、14番では、2・4mのパットを外してパー、18番、494ヤードのパー5では、330ヤードのティショットを披露して、チップインイーグルをわずかに外してのバーディ。あわや「54」という記録が出そうになっていたのだ。セントラルオクラホマ大学のゴルフ部出身というヒューズさんは「自分ではスコアを計算していなかったんです。もちろん、なんとなくはわかっていたけれど、まさか世界記録だなんて意識していなかった」。ラウンドの直前にパターのグリップを新しいものに替えると、カップが大きく見えるようになったとか。
ちなみにギネスブックでは、2012年にプロのライン・ギブソンがオクラホマ州のリバーオークスGCで開催されたミニツアーで16アンダーの55という世界記録を出している。ギネスでは、6500ヤード以上のコースでないと公式記録として認めていないとされているので、今回のヒューズさんの記録はギネスに載ることはなさそうだ。
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