9月1日に「ウィメンズゴルフデー」のイベントが開催された。5年目の今年はコロナの影響下にもかかわらず過去最大、世界56カ国、900以上のゴルフ施設へと拡大した。
実際にこの日のイベントなどに参加したプレーヤーは5万人強だが、イベントの映像を見るなど何らかの形で関わった人は世界で2800万人にも及び、6000万人に影響を与えたという。
インターナショナルゴルフフェデレーションのアンソニー・スキャンロン氏は、この盛況ぶりについて「女性ゴルフのワクワクするような発展が明らかになりました。ウィメンズゴルフデーは女性ゴルファーを増やす原動力になりつつあり、この分野をリードする存在になりつつあります」と語る。
今年はコロナの影響もあって、予定されていた6月のゴルフデーのイベントはネットなどのバーチャルのみとなり、実際のゴルフデーは9月に延期されていた。それもあって参加者が増えた可能性もあるが、ゴルフコースだけでなく「スウィングできるところならどこでも」ということで、トップゴルフをはじめとした練習場や、大型のゴルフショップなどでもイベントが開催されたことが大きいようだ。
ゴルフデーの基本は9月1日の火曜日、午後4時からの2時間、ゴルフのラウンドとレッスン、6時から2時間ほどの“女子会"が無料で開催された。午後4時からならゴルフコースは比較的“ヒマ"な時間帯であり、たとえ無料とはいえ、施設にとっては、将来の顧客である女性ゴルファーを増やすことができるという目論見もある。
ウィンウィンとなるか。来年は通常どおり6月初旬に開催予定という。
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