"ゴルフの町"として知られるのが兵庫県三木市。市役所内に新部署をつくって装いも新たにし、「ゴルフ旅」動画も作成するなど、ゴルフ町への深化をますます進めている。
竹内美雪と大井とんぼが共演!
市役所の中にもともと、三木市ゴルフ協会事務局があったのだが、4月、市の直轄部署として「三木市産業振興部ゴルフのまち推進課」を創設した。ただ、コロナ禍のため発表がずれこんだ。
三木市には25ものゴルフ場があり、西日本一の規模を誇っている。そのなかには「世界ゴルフコースベスト100」の上位常連の廣野GCも入っている。
同市で行われている試合やイベントも数多く、毎月切れ目がないほど。試合では全国高校、中学ゴルフ選手権、三木市ゴルフ大会、三木市レディストーナメントなど。イベントではスタンプラリー、100切りゴルフなど、上級ゴルファーからサンデーゴルファーまでの“ゴルフ祭り"がてんこ盛りなのだ。それが今年はコロナ禍により全部中止になってしまった。
しかし、同推進課は手をこまねいてはいない。神戸・兵庫ゴルフツーリズム協議会と連携し、神戸・三木エリアへのゴルフ旅の魅力を発信するコラボ動画、ポスターを制作した。両者がコラボした理由をゴルフのまち推進課、大西良門氏は「協議会さんとは観光や宿泊など、国内外からゴルフ関連の誘客のため連携していますが、今年のコロナ禍で大打撃を蒙りました。しかしながら、ゴルフは野外スポーツで3密が少ない魅力的コンテンツだと見解が一致。ならば、ゴルフ旅の魅力を発信しようと、動画、ポスターを制作することになりました」と話す。
コラボ動画には同協議会のイメージキャラクター、竹内美雪プロ(神戸ゴルフ大使)を起用。各地での観光、神戸・三木での1泊2日のゴルフ旅をイメージした内容となっている。コラボ動画はCS放送、スカイAのスポットCMを全国放送するほか、ユーチューブでも見られる。
コラボポスターは神戸側が竹内プロ、三木側は小誌連載『オーイ!とんぼ』の作者、古沢優氏、かわさき健氏書下ろしイラストを起用している。
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