コロナによるロックダウンからV字回復しているニュースをアメリカから。
まず、小欄でもたびたび同様のニュースをお伝えしているが、ゴルフ場はクローズを余儀なくされた期間が1カ月以上あるにもかかわらず、既にラウンド数は前年比で6%アップしているうえ、6歳から17歳のジュニアで新たにゴルフを始めた人が20%増。年末には3300万人にも達する勢いだと伝えられている。それによって、ゴルフ用品の売り上げも鰻登り。となると、メーカーも増産態勢に入っており、ちょっとした人手不足になりつつあるようなのだ。
たとえば、キャロウェイではゴルフボール生産の午後11時から朝7時の夜シフトの管理・監督職を募集しているほか、生産ラインの従業員も探しているという。ゴルフボールを多く扱うアクシネット(タイトリスト)、テーラーメイドといったメーカーも求人募集をしている。
アメリカの失業率は、過去2年、4%前後を推移していたが、コロナの影響で一時15%前後にまで増加。しかし、その後徐々に回復を見せ、9月20日時点では8%近くにまで下がってきている。
ゴルフ業界では、メーカーばかりでなく、ゴルフ場や小売業者などでも求人が目立ち、失業率の低下に一役買っているようだ。失業率の低下はトランプ再選にプラスになるという見方もあるのだが……。そちらの状況は予測が難しい。
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