金谷拓実のプロ転向の話題が海外でも注目を集めている。
先月、2020年のワールドアマチュアランキング(WAGR)のナンバーワンプレーヤーにR&Aが贈る「マーク・マコーマック・メダル」を獲得したこともあり、米ゴルフメディアが金谷のプロ入りを紹介。
日本のゴルフファンに金谷の実積を改めて語る必要はないかもしれないが、フジサンケイクラシックで5位に入ったことで、日本人初の同メダルを確定させた。昨年の太平洋マスターズで優勝したことで、日本のプロツアーで倉本昌弘、石川遼、松山英樹に次いで4人目のアマチュア優勝者となったが、かつてWAGRで1位になった松山も同メダルは獲得していない。ちなみにローリー・マキロイやリッキー・ファウラーも、かつてアマチュアランキングのトップにはなっているが、年間トップであるメダルは獲得し損ねている。
過去にメダルを獲得したプレーヤーは、女子ではリディア・コや男子ではジョン・ラームなどがおり、こうした実績から金谷の将来性が期待され注目を集めているようだ。
プロデビュー戦は15日からの日本オープンになる予定で、翌週のラスベガスで開催されるZOZO選手権の出場の可能性もあり得る。メダル獲得者はアマチュアであれば翌年の全英オープン、全米オープンの出場権を与えられるが、プロ転向した金谷は現状ではオーストラリアンオープン3位の実績で全英オープンの出場権だけになる。
マネージメント契約は、IMGを傘下に持つ、ウィリアム・モリス・エンデバー・エンターテイメント(WME)。エミネムや坂本龍一、YOSHIKI、ジャッキー・チェンなどと同じマネジメント会社の所属ということになり、スケールの大きな話になってきた。
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