タイガーのホスト大会今年は中止。理由は……
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2020/11/10号
2020/11/30更新

タイガーのホスト大会今年は中止。
理由は……

 タイガー・ウッズがホストを務める「ヒーローワールドチャレンジ」は、12月3日から開催が予定されていたが、今年は中止すると発表された。

 大会側からは「現在も拡散し続けているコロナの影響によって、世界的な出入国制限があるなか、今年の試合は実施されないことになりました。この決定は、試合に関わるすべての人たちと地元であるハバナのアルバニー地域の人々の健康と福利を考慮したものです」というコメントがZOZO選手権の直前に出された。

 4年前に松山英樹が優勝しているヒーローワールドチャレンジは、タイガーや4人前後の招待選手を含め、世界のトップ18人が参加するPGAツアーの後援競技。賞金やポイントはツアーには反映されないが、世界ランキングの対象試合なので、ランキングのトップ争いに影響するものとして注目されてきていた。

 ちなみにタイガーの世界ランクはZOZO選手権の直前時点で28位。そのZOZO選手権も今年はコロナの影響で日本からカリフォルニアのシャーウッドCCに会場が変わっている。このシャーウッドCCでは2000年から2013年まで、ヒーローワールドチャレンジが開催されており、この間タイガーは、このコースで12試合に参戦して5勝、2位が5回という好成績を挙げている。

 かなり穿うがった見方をすると、タイガーはZOZO選手権と11月のマスターズで世界ランクのポイントを稼げると踏んだことも、ヒーローワールドチャレンジの開催を取りやめた理由の一つになったのかも……?

  
【関連記事】こちらも注目です!
2020/06/22 タイガーのレッスン権2800万円。ミケとのラウンドは…
2017/12/28 ラストゴルフをリッキーと。Vの裏のストーリー

一覧へ戻る


バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト