3年後スペインとイタリアがゴルフで熱くなる!
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/11/10号
2020/11/30更新

3年後スペインとイタリアがゴルフで熱くなる!

 少しばかり気の早い話だが、3年後にライダーカップとソルハイムカップが2週連続で開催されることが決まった。

 欧州とアメリカが国の名誉と威信をかけて戦う賞金ゼロの決戦ライダーカップ。2年に一度の戦いは偶数年に開催されてきたが、今年ウィスリングストレイツ(米)で行われる予定だった大会はコロナの影響で中止に。今後は奇数年の開催に変更される。

 一方、女子版ライダーカップとされるソルハイムカップは開催が奇数年のため来年予定どおりアメリカのインバーネスクラブで行われる。

 今回話題の“2週連続開催はその次の大会、すなわち23年のこと。まずは9月22日から24日にかけてスペインのフィンカコルテシンでソルハイムカップが開催され、翌週の29日から10月1日イタリアのマルコシモーネG&CCでライダーカップを開催。

 今年のライダーカップが中止されたのは「無観客のライダーカップはライダーカップではない」と、ローリー・マキロイをはじめとした選手や関係者たちが異議を唱えたことも一因。ギャラリーの熱狂があってこその大会だけに、世紀の一戦を観戦するためだけに渡欧するアメリカのファンは多い。

 3年後にはコロナ禍が収束しているであろうと、男女の欧米対抗戦をスペインとイタリアで連続して見ようといまから旅の計画を立てる人が続出しているとか。

「ソルハイムカップは世界のスポーツカレンダーのなかでもっともドラマチックで興味深いイベントの1つ。ゴルフを超えて幅広く新しいオーディエンスを惹きつけるチャンスでもあり“ゴルフフェスティバル2ウィークス"に参加できるのをうれしく思います」と言うのは欧州女子ツアーのCEO、アルマス氏。19年には稀に見る接戦を引退間際のスーザン・ペターセンがラストゲームで勝利し欧州が僅差の逆転勝利を飾った。予想を超えるドラマが3年後2週連続で見られるかも……。

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