オーガスタ攻略へ着々。デシャンボーキャリーで400Y超え
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/11/17号
2020/12/07更新

オーガスタ攻略へ着々。
デシャンボーキャリーで400Y超え

 ブライソン・デシャンボーが自身のインスタグラムのストーリーに「キャリーで400ヤードの壁を破った」と報告した。

 全米オープンで圧巻の勝利を飾ったデシャンボーは10月初旬のシュライナーズホスピタルに出場したあと実験室(練習場)にこもって、きたるマスターズへの秘策を練っているという。

「マスターズで48インチのドライバーを使うつもりなのでそのための準備がいろいろある」とマッドサイエンティスト。

 今回、インスタに投稿した計測器の数値はキャリー403・1ヤード、ボールスピード時速211マイル(およそ94 m/s)、スピン量1957rpmとある。しかも「48インチは使わずにキャリーで400ヤードを超えた」というのだ。

「時速211マイルといえばインディカーレースの速度に匹敵する」と米メディアは驚嘆。

 有言実行のデシャンボーは、これまで不可能と思われてきたことをことごとく可能にしてきた。400ヤードに到達するのも時間の問題と思われていたが、昨季の平均飛距離322ヤードの彼が短期間でこれほど飛距離を伸ばし続けるのは驚き以外のなにものでもない。

 マスターズの舞台オーガスタはタイガーの出現以来年々距離を伸ばしてきたが、もしデシャンボーが普通に400ヤードドライブを炸裂させたらパー4の残り距離は1番が45ヤード、5番は95ヤード、7番は50ヤード、10番は95ヤード、最難関と思われる11番でさえ残り105ヤード、14番が40ヤード、17番は50ヤード、18番が65ヤードとなる。もちろんこれは、現状では机上の空論に過ぎないがデシャンボーなら限界突破してくるかも。

 普段からコースには出ず練習場でもっぱら研究と実験に勤しむデシャンボー。マスターズでどんなプレーを見せてくれるのか?

  
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