トランプ大統領のスコットランドにおける4つ目のコースの建設が始まる。
同地のアバディーンシャー評議会は、米国大統領が所有するゴルフ場設計計画許可書を先ごろ承認した。06年にトランプ氏が購入した18ホール、2コース分の敷地に、12年トランプインターナショナルゴルフリンクスを開場させているが、隣接する残り18ホール分の土地の建設許可が下りたということだ。
新コースはトランプ氏の母の名前メアリー・アン・マクロードからとって「マクロード」と命名される予定。母親はもともとスコットランドの西岸に連なる鎖状の島々からなるアウターヘブリディーズ出身で、のちにニューヨークに移住している。
トランプインターナショナルスコットランドの副社長サラ・マローン氏は「長期的なビジョンのもと、われわれはワールドクラスのゴルフリゾートを開発していきます」と語り「ゴルフは今後これまで以上にファミリー層を含めた多くの人々に選ばれるスポーツになるはず。すでにトランプインターナショナルゴルフリンクスはさまざまな受賞歴がありますが、マクロードもそれに匹敵する最高基準のものになるでしょう」とする。これら2つのコースはクラブハウスと練習施設などを共有する形になる。
トランプ大統領は14年当時全英オープンの開催コースのローテーションに入っていたターンベリー(18ホールが2コース)を買収したが、彼の差別的言動によりターンベリーは全英のローテーションから外されている。
また同じ年にアイルランドでもドゥーンベグGCを買収し、現在はトランプインターナショナルゴルフリンクス&ホテルアイルランドとして営業を行っている。
もしも大統領じゃなくなったら、こちらに専念する?
【関連記事】こちらも注目です!
2016/01/12 D・トランプの差別発言でターンベリーが全英外れる
一覧へ戻る
|