聖地開催2022年の全英チケット早くも売り切れに
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/11/17号
2020/12/07更新

聖地開催
2022年の全英チケット早くも売り切れに

 2020年の全英オープンは中止になったが、すでに来年の大会チケットの販売が始まった。

 149回大会はロイヤルセントジョージズで開催されるはずだったが、来年にスライド。そこで、すでに購入されたチケットは、払い戻しまたは来年に振り替えとなった。R&Aでは払い戻されたチケットと「ホスピタリティチケット」を売り出すとともに、なんとセントアンドリュースで開催される2022年の150回大会のチケットとホスピタリティチケットの販売も始めている。

 コロナ禍の影響でのゴルフブームで試合観戦に“飢えている"のか、なんと1年9カ月後の全英オープンの高額なホスピタリティチケットですでに売り切れ状態になっているものがあるという。ホスピタリティチケットというと日本では馴染みが薄いが、試合観戦と共に飲食ができる場所が用意されたり、グランドスタンドの席が確保されていたりするものだ。

 再来年のセントアンドリュースでは、おもに4種類のホスピタリティチケットが販売されているが、すでに週末はほとんど売り切れ状態。例えば、1750ポンド(約24万円)と最も高額なホスピタリティチケットは、第1、第2ラウンドのものだけが若干残っている状態。これはオールドコースホテルの4階に朝・昼食、午後のティが用意されているほか、アルコールを含めたさまざまなドリンクが用意され、18番グリーンのグランドスタンドに席が確保されているというもの。さらに、約13万円のホスピタリティチケットは、14番ホールを見下ろす場所に飲食場所が用意され、17番グリーンのスタンドに席が確保されているというものだが、これに至っては全席ソールドアウト。ギャラリービレッジの入場ができる最も低額な250ポンド(約3万5000円)というものもあるが、これは水曜日のチケットしか残っていない。

 せっかくセントアンドリュースで全英を観戦するのだから、優雅に過ごしたいというのはわかるが、2022年7月の高額チケットがこうも早く売り切れてしまうとは……。

 安易な結論で実に恐縮だが、金はあるところにはあるということだ。

  
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