米大統領選ニクラスがトランプを猛プッシュしたワケ
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2020/11/24号
2020/12/14更新

米大統領選ニクラスが
トランプを猛プッシュしたワケ

 アメリカ大統領選は3日に投票が行われたが、現時点(5日)で状況は混沌とし、結果は出ていない。そんななか、ゴルフ界のレジェンドがトランプの熱烈支持者だったことがわかった。

 期日前投票でトランプ氏に一票を投じた理由をジャック・ニクラスは自身のツイッターで詳しく説明している。

「トランプ氏は約束を果たしてきた。そして平均的な人々のために働いた。私が見たどの大統領よりも多様で、あらゆる分野の人々を平等に助けようとしてきた」と、この4年間の実績を評価したニクラス。

「大統領の発言やツイートに反感を持つ人もいるだろう。それは私も同感。だから本人に直接伝えた」とも。そして何よりニクラスがトランプを推す理由は「彼の政策が私たちの国の多くの家族にアメリカンドリームをもたらす」からという。

「選挙は人格のコンテストではない。愛国心、政策が争点のはず。トランプ氏のアメリカと国民への愛、アメリカファーストの方針。それが強く伝わってくる。言葉は必ずしも重要ではない。重要なのは行動だ」とした上で、まだどちらに投票するか決めていない有権者に向け「アメリカンドリームを求めるなら、社会主義アメリカになることを防ぎたかったら、政府にあなたの人生を託したいなら、あと4年、ドナルド・トランプに任せてほしい」と強力にプッシュ。

 この熱烈なツイートを受けトランプ氏も即反応。「ジャック、素晴らしいね。名誉だ。ありがとう」とツイートしている。

 2人は古くからの友人で何度も一緒にゴルフをしており、19年にはタイガーも交えた3人でプレーを楽しんだ。またトランプ氏の依頼でニクラスがコース設計も手がけている。

 ニクラスのツイートには賛否両論渦巻いているが、SNSが炎上したというニュースはまだ伝わってきていない。だが国を分断しかねない選挙だっただけに今後が気になる。ちなみに両者の共通点のひとつは新型コロナに感染した経験があることだ。

  
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