「ゴルフと人生は似ている」ショーン・コネリーの生きざま
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/11/24号
2020/12/14更新

「ゴルフと人生は似ている」
ショーン・コネリーの生きざま

 ゴルフ好きとして知られたサー・ショーン・コネリーが90歳で他界した。

 スコットランドのエジンバラ生まれのコネリーがゴルフを覚えたのは「007ゴールドフィンガー」の撮影に際してという。しかし、映画のために覚えたゴルフがその後の彼の人生を大きく変えた。

 メキメキとゴルフの腕を上げたコネリーは、モロッコで開催された試合で優勝し、その大会の女子部門で優勝した女性と結婚。アメリカのビングクロスビープロアマに出場したことから、プロアマに興味を持ち、スコットランドでもプロアマを開催したことも。そのときの協力者が、のちにセントアンドリュースR&Aのキャプテンとなり、その後R&Aのメンバーに誘われることになる。クリント・イーストウッドが、ゴルフの映画をセントアンドリュースで撮ろうとしたとき(結局はダメになったが)、口を利いたのもコネリーだし、ドナルド・トランプがスコットランドでゴルフコースの開発の許可を得たのもコネリーが仲介に入ったからだとトランプがツイートしている。スコットランドの独立の支持者でもあったコネリーは、同地のゴルフ界に大きな影響力を持っていた。

「ゴルフと人生は似ているように思う。

 ゴルフは基本的に自己責任。戦う相手は自分自身だ。もし、何かごまかせば敗者となる。それは自分をだましていることと同じになるからだ」(ショーン・コネリー)

 ご冥福をお祈りします。

  
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