20アンダー!D・Jがオーガスタでマークした9つの記録
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2020/12/08号
2021/02/23更新

20アンダー!
D・Jがオーガスタでマークした9つの記録

 史上初11月開催のマスターズで優勝したD・Jことダスティン・ジョンソン。「子どものころからの夢が叶った」と喜んだが、じつは彼、9つもの大会記録を樹立していた。

 まずは優勝スコア。これまでの最少スコアはタイガーが初優勝した97年とジョーダン・スピースが15年にマークした通算18アンダー。今回D・Jはこの記録を2打更新し、20アンダーのトーナメントレコードで優勝した。

 マスターズ史上、途中経過も含め20アンダーに到達したのはD・Jが初めて。スピースは15年の最終日1ホールを残し19アンダーまで伸ばしたが、18番のボギーで18アンダーにとどまった。

 54ホール65-70-65の16アンダーはスピースが持っている54ホールの最少ストローク記録タイ。

 1大会で65を2度マークしたのはD・Jが初めて。65、66は多くの選手が出しているが初日と3日目に1イーグル、5バーディの7アンダー65で回ったのはD・Jが唯一無二。

 オーガスタでのアンダーパーラウンドを18年の2日目から今年の最終日まで連続11ラウンドに伸ばしたが、これはタイガーの連続10ラウンドアンダーパー記録を1ラウンド上回る新記録。

 オーガスタのパー3、パー4、パー5すべてでアンダーパーをマークした15人目のプレーヤーに。内訳はパー3で4アンダー、パー4で5アンダー、パー5で11アンダー。

 マスターズで10年連続38ラウンドをプレーしたD・Jの大会平均ストロークは71・02。

 25ラウンド以上50ラウンド未満の選手(ある程度出場回数のある選手)のなかで最少平均ストロークだ。

 初日からトップを守り完全優勝しセベ、パーマー、ニクラスらに並ぶ11人目のプレーヤーとなった。

 4日間でボギーわずか4つ。これは優勝者の大会最少ボギー記録でもある。

 記録は以上9つ。なにはともあれD・Jあなたは強かった!

  
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