タイガーの代役だ!?ザ・マッチで張り切るバークレー
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2020/12/15号
2021/02/23更新

タイガーの代役だ!?
ザ・マッチで張り切るバークレー

 アリゾナを舞台にした「ザ・マッチ」第3弾。そこにタイガー・ウッズの姿はなかった。しかし代役(?)に指名されたNBAのレジェンド、チャールズ・バークレーがファンの心をがっちりつかんだようだ。

 第1弾はタイガーとミケルソンの一騎討ち、第2弾はアメフトのスーパースター、ペイトン・マニングとトム・ブレイディを交えたペアマッチ、そして第3弾はミケルソン&バークレー組にプロ並みの腕前を持つステフィン・カーリー(NBA)とマニングのペアが挑む形式だ。

 コロナで中断していたツアー再開の口火を切った第2弾の解説を務めたバークレーは、そのときから「次は出る」とザ・マッチ参戦に意欲を見せていた。

 対決前から「そのためにスウィングも改造してすごいことになっているんだ」と豪語。皆半信半疑だったが、かつてダウンスウィングの途中で動きが止まり、右ひざの横からクラブを下ろす完全なイップス症状が出ていたのが、最近はすっかりダウンがワンピースでよどみがなくなっている。

 “空飛ぶ冷蔵庫"ともいわれる巨体で記録と記憶に残るプレーを重ねてきた彼は引退後テレビ解説者の傍ら、5年ほど前にはかつてタイガーも習った有名コーチ、ハンク・ヘイニーに師事してゴルフを磨くリアリティショーに出演していた。お世辞にもゴルフが上手いとはいえないがプライベートではマイケル・ジョーダンがゴルフ仲間で、相当な“ゴルフ狂"だ。

 下部ツアーへの挑戦経験豊富で将来はプロゴルファー転向も囁かれているカーリーもバークレーの参戦を歓迎。バークレーとタッグを組むミケルソンに宛てSNSで「一番の心配ごとはパートナーのスウィングだね」とメッセージを送るなどイベントの前の舌戦も繰り広げられた。

 この記事を書いている時点では結果は出ていないが、第3弾、勝利の行方は……?

  
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