ドローンで新しいタイプのコンペが楽しめる!
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2020/12/22号
2021/02/23更新

ドローンで新しいタイプの
コンペが楽しめる!

 ゴルフコンペにドローンが一役買う。ラウンドに新しい楽しみ方が見つかるかも……。

 ドローンとゴルフ場といえば、ホール紹介動画はもう普通になった。珍しいケースでは昨年、名コースの廣野GCがチャールズ・アリソンの原初の設計図に回帰した改造に大きな役割を果たしている。

 今回は“ドローンと一緒にラウンドするコンペ"のお話。実施するのはドローン関連コンテンツの企画、運営を行うドローンネットという会社で、舞台は真名CCのゲーリー・プレーヤーC(千葉県)。

 18ホールのうち、9ホールに多種多様の機能を持つドローンと操縦士を配置。コース攻略はじめ、ドッグレッグホールのレイアウト確認、ティーショット、スウィングフォームの撮影、打球追跡なども可能。林に打ち込んだ球は、人の目で見づらい暗闇でも赤外線カメラで探すことができる。またドラコン、ニアピンの判定も一瞬でできるなど、ゴルフを可視化できる優れものだ。

 ドローンネットの野尻孝氏は「プロゴルフトーナメント中継さながらの映像が撮影できます」と胸を張る。表彰パーティの際にはそれらを撮影した映像を見れば盛り上がること間違いなし。

 実はこのイベント、2年前に同CCで実施予定だったが、強風雨で少ししか飛ばせなかったという。

「これなら3密でパーティは開けなくても、リモート表彰などもできそうですね、今、ゴルフ場で困っているのはコンペが極端に少なくなったこと。コンペ誘致の新しいツールになるかもしれませんね」(ゴルフ場経営コンサルタント、菊地英樹氏)

 同ネットでは「キャディをつけるか、ドローンかというところまでシステム構築したいですね」(同)という。実施日は12月18日だ。

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